ロッククライミングの聖地を見てみたい!

登山探検 ロッククライミングの聖地を見てみたい!

一ノ倉沢

前日角館を出発し、大学時代の新潟の友人宅に寄り、道の駅「ゆのたに」に泊まった。そこから3時間強運転し、谷川岳登山センターに行き、天気やルート相談をし、谷川岳は明日登ることにした。
今日は、ロッククライミングの聖地「一の倉沢」までのトレッキングとし、通行止めのゲートをくぐり歩き始めるが、ハットをセンターに置き忘れたので戻り、再度出発する。

マチガ沢手前50mで除雪作業が3台の重機で行われており、オペレーターから「この道は国道で、ゲート看板に書いてあるとおり通行禁止となっているので、先に進むのはだめだ!」と言われたので、道から上側の雪原を歩き始めると、危険だから道路を通って行っていいと言われたので、作業の邪魔にならないように走って重機の先に出た。

その先は除雪をしていないので、雪の急斜面となっていて、キックステップでトラバースを繰り返しながら進むものの、スリップすると少々危険で、止まらなければ300mほどの落差がある川に落ちてしまう。

谷川岳での遭難者のほとんどが、一の倉沢での事故だ。ロッククライミングでしか登れない一の倉沢!自分の技量には合わないので挑戦はしない。左から登れるコースがあるのだが、ここは無理をするところではない。
明日は、安全なコースを登る!

一の沢の岩壁に遭難の碑が何枚も張られている。一度見たことがあるが、滑落して宙釣りなった登山者の遺体を人力で回収できないので、最後は自衛隊の射撃手が弾丸でザイルを切って落下させるシーンを思い出す。

土合駅からロープウェイに向かいトンネルを越えると慰霊碑などのエリアが有る。ここに昭和に入ってからの犠牲者の碑があり、名前が刻まれている。
大まかにカウントしてみると700を数える。この数は、全て谷川岳での犠牲者の人数である。自然と多くの犠牲者に合掌してしまう。

昔、谷川岳一の倉沢でナイロンロープを装備して滑落した時に、太いロープが簡単に切断されることを実証する画像を見た記憶がよみがえる。井上靖の「氷壁」に出てきたような?

「土合駅」普通の駅?上り線は普通の駅ですが、下り線のホームがかなり異常です。
写真は、タイムトンネルではありません!この写真は、ホームから駅舎側を撮ったのですが、ここのホームに降りた人は驚くでしょう?よりも、なんだこりゃ!ってな所だ!

登り口に看板があり、486段481m標高差70.7mと書いてある。何でこんなことになったのか?それが知りたい。
この駅「土合モグラ駅」といわれているとか?
この階段を普通の階段を昇るペースで完結した私は、登りきったところで汗が噴き出してきた。
途中に丸太のベンチが何箇所かあり、一気に登る階段ではないので、この駅に行った時には見栄を捨てたほうがいい。
調べてみると:土合駅(モグラ駅)ができたのは、上越線の複線化と谷川連峰越えの難工事のためで、新しく掘られた新清水トンネル内(地下約70m)に下りホームが設置された結果、地上まで480段以上の長い階段が必要になった。単線時代は地上のホームだけでよかったが、複線化で長大トンネルを掘削する技術が進み、トンネル内にホームが設けられ「モグラ駅」の愛称で親しまれるようになった。そうです。