
【独占公開】140柱の神々が現代に降臨 ― 『古事記』全系譜を網羅した「超美麗モンタージュ」付き解説名鑑
文字だけの神話は、もう終わり。
天地開闢から聖徳太子まで、記紀に名を連ねる140柱。その一人ひとりの特徴を徹底的に捉え、命を吹き込んだ「140枚の肖像画(モンタージュ)」がついに完成しました。
気高き女神の微笑み、荒ぶる神の眼光、そして歴史を切り拓いた天皇たちの威厳。
7つの時代区分に沿った丁寧な解説とともに、日本のルーツが「目に見える形」で蘇ります。かつてない視覚体験を通じ、あなただけの「推しの神様」を見つけてください。

Ⅰ 天地開闢と神世七代(1〜18)
世界の始まり、混沌とした宇宙に最初に現れた5柱の別天神は、性別のない独神として万物の根源となりました。続く神世七代では、抽象的な神から次第に具現化が進み、最後に伊邪那岐・伊邪那美の男女ペアが登場します。この二神が結婚し、修復を繰り返しながら日本の国土を形成していく「国生み」へと繋がります。形なきエネルギーが、具体的な神々の姿へと変化していく、日本神話の壮大なプロローグです。
世界の始まりに現れた神々です。
1〜5:別天神(ことあまつかみ)。宇宙の根源的な5柱
6〜18:神世七代(かみよななよ)。独神から始まり、最後に伊邪那岐・伊邪那美のペアが登場します。



Ⅱ 神生みと天岩戸・三貴子(19〜33)
伊邪那岐が黄泉の国から帰還し、禊を行った際に最も尊い三柱「三貴子」が誕生します。太陽を象徴する天照大御神、月を司る月読尊、海や荒ぶる力を司る須佐之男命です。その後、須佐之男の暴走に絶望した天照が洞窟に隠れる「天岩戸」事件が発生し、世界は暗闇に包まれます。八百万の神々による知恵と祭礼によって光を取り戻す物語は、日本独自の「神々の調和」と「再生」の精神を象徴する重要な一節です。
伊邪那岐・伊邪那美による諸神の誕生と、天界(高天原)のドラマに関わる神々です。
24〜26: 三貴子(天照大御神・月読尊・須佐之男命)
27〜33: 天岩戸神話や誓約(うけい)で生まれた神々



Ⅲ 出雲神話と国譲り(34〜47)
高天原を追放された須佐之男が地上に降り、八岐大蛇を退治して出雲の礎を築きます。その子孫である大国主神は、因幡の白兎を助けるなど慈悲深い王として成長し、多くの妻や子を得て地上界を豊かに治めます。しかし、天上の神々から国を譲るよう迫られ、激しい交渉や試練の末、ついに大国主は「目に見えない世界」を治めることを条件に国を譲り、現代の出雲大社へと繋がる信仰の源流が形成されました。
地上世界(芦原中国)を治めた大国主神とその系譜、および国譲りの交渉に関わる神々です。
41: 大国主神を中心に、その妻や子供たち(建御名方神・事代主神など)が登場します。



Ⅳ 天孫降臨と日向三代(48〜66)
天照大御神の孫、邇邇芸命が三種の神器を携えて九州の高千穂に降臨します。これが「天孫降臨」であり、地上の統治が天の血筋に託された瞬間です。その後、日向の地で海幸彦・山幸彦の兄弟相克を経て、山幸彦が海の神の娘と結ばれ、その子が神武天皇の父となる鵜草葺不合命となりました。神話の世界から、のちの天皇陛下へと繋がる現実の歴史へと橋渡しをする、ドラマチックな過渡期の物語が描かれています。
天照大御神の孫が地上に降り、神武天皇へとつながる家系です。
48: 邇邇芸命(ニニギノミコト)の降臨
53〜54: 海幸彦・山幸彦の物語
62: 神武天皇の父、鵜草葺不合命



Ⅴ 神武天皇と欠史八代(67〜92)
日向から東へと進軍した神武天皇は、八咫烏の導きや数々の苦難を乗り越え、大和の地で初代天皇として即位します。神武の崩御後、第2代綏靖天皇から第9代開化天皇までの8代は、記紀において治世の具体的な出来事の記載が乏しいため「欠史八代」と呼ばれます。歴史的な実在性については議論がありますが、この期間は神の時代から続く血統を確実に未来へ繋ぎ、ヤマト王権の正当性と基盤を盤石にするための重要な空白期間といえます。
初代天皇から第9代天皇までの時代です。
67: 初代・神武天皇
75〜92: 第2代から第9代までの天皇と、その后・一族(いわゆる欠史八代の時代)



Ⅵ 崇神天皇〜倭建命・神功皇后(93〜114)
第10代崇神天皇は、疫病を鎮めるため三輪山の神を祀り、実質的な国家の枠組みを整えた「御肇國天皇」として知られます。その後、悲劇の英雄・倭建命が日本各地を遠征し、武力と知略でヤマトの勢力を拡大する物語が展開されます。さらに、夫の遺志を継いで海を渡り、三韓征伐を成し遂げた伝説的な女帝・神功皇后が登場するなど、この時期は王権の拡大と国内の統一がダイナミックに進んだ激動の時代として描かれています。
国家の基盤が整い、英雄が活躍する時代です。
93〜102: 第10代・崇神天皇(実質的な創始神話)。三輪山の大物主神との関わり。
111: 英雄・倭建命(ヤマトタケル)
114: 伝説的な女帝・息長帯比売命(神功皇后)



Ⅶ 応神天皇〜推古天皇・聖徳太子(115〜140)
大陸の文化や技術が積極的に導入された応神・仁徳の黄金時代を経て、物語は仏教伝来という文化的な大転換期を迎えます。日本初の女帝・推古天皇と、その摂政である聖徳太子(上宮之厩戸豊聡耳命)による政治改革は、冠位十二階や憲法十七条の制定など、神話を背景とした国から律令国家への歩みを進めました。新旧の信仰が交錯しつつ、天之日槍などの渡来系氏族の伝承も織り交ぜられ、古代国家としての完成期へと向かいます。
実在性が高まる応神天皇以降から、飛鳥時代への移行期です。
115〜135:応神、仁徳から、推古天皇までの歴代天皇とその家族
136: 聖徳太子(上宮之厩戸豊聡耳命)
138〜140: 外来系の神話(天之日槍)などのエピソード



このリストは、日本神話の「宇宙の誕生 → 日本列島の形成 → 神々の支配 → 天皇による統治」というクロニクル(年代記)を忠実に辿っています。



