樽前山山開きを見てみたい!

地方探検 樽前山山開きを見てみたい!

苫小牧の代表神社「樽前山神社」の奥宮(おくみや)が樽前山にあります。
ほとんどの人が樽前山を登山しても、山頂(東ピーク)に登って終わりだと思いますが、東ピークと西ピークの中間に樽前山神社奥宮があります。高丘にある本殿もいいのですが、是非この奥宮に参ってはいかがでしょうか。罰が当たるかもしれませんが、東ピークの避難小屋がなくなった今となってはここが唯一の避難できる場所となっています。

樽前山神社奥宮略記
樽前山は住古より秀麗なる尊容から山そのものを神山・神体と仰ぎ、域いは山嶺を神おわします崇高なる霊域と仰ぎ祭祀を厳修。
その山嶺には昭和三年御大典を記念して木造社殿御造営、同二七年八月十日コンクリート造堂守に造替え神霊を奉斉今日に至る。
毎年六月第二日曜日・山開き祭
十月第二日曜日・山納めの祭には多数の登山者参列の下に街の発展・人の祥福・山の平穏・登山者の安泰の願祭が執り行われている。
上記は奥宮右側にある看板に書いてある内容です。

 樽前山「山開き会」

樽前山は、山頂に世界的に大変珍しく、北海道の天然記念物にも指定されている溶岩円頂丘(ドーム)を抱く標高1041メートルのなす火山帯に属する火山です。
この山は市民の「ふるさとの山」として親しまれ、山頂からの展望は眼下に支笏湖、遠くは太平洋と日高山脈が雄大なパノラマを展開し、北海道の大自然を満喫させてくれます。
この「ふるさとの山」に寄せる多くの思いである「町の発展、人々の祥福、山の平穏、登山者の安泰」を祈願し、樽前山の「山開きを実施するものです。
以前は市民を対象に「山開き会」を実施していましたが、ここしばらく市防災主幹から、引き続き市民を含めた登山会は自粛するように要請されており、関係者での開催となっています。
平成19年は、18名の参加で「山開き会」が開催された。

JR苫小牧駅北口と樽前山神社に集合しマイクロバスで9時45分樽前山七合目に到着。各自金剛杖を持って登山を開始し、10時45分から奥宮の清掃、祈願祭を済ませ11時45分に下山を開始した。
  下山後は、樽前山莊にてバーベキュー等で昼食を済ませ、支笏湖観光ホテルの露天風呂と大浴場でのんびりと汗を流して帰路についた。

1999年の5月から樽前山の火山活動が活発化したのに伴い、99年6月を最後に、市民参加の登山会の公募を自粛している。その後、観光協会と樽前山神社関係者だけで山開きと10月の山納めを行っている。
山開きと山納めに、多いときは60-70人が集まり、7合目まで2台の貸切バスを出した年もある。毎年参加を楽しみにしていた常連もいたという。