
地方探検 奥潭1200年ミズナラ探検!
メーリングリストでオコタンに1200年のミズナラがあると流れていたので、急遽探検に向かった。
町で7℃と寒かったが、現地に向かうと恵庭岳が真っ白で、気温4℃であったが丸駒温泉手前のゲートから行動開始!

恵庭岳滝沢ルート登山口が大きく崩れていて、ここから先の林道を車で行くことはできない状況である。
この滝沢ルートは、一般登山道ではなく、全て涸滝ではあるが、F1(30m)、F2(15m)、F3(5m)、F4(10m)、F5(10m)、F6(20m)、F720m、F8(20m)、F9(35m)、F10(30m)、F11(20m)と簡単に遡行ることはできない。
昔登ったものの、その後の風水害や地震により大きく変貌しているようだ。
林道で迷うことはない!
先ほどの滝沢ルート登山口以外の林道は、歩くのに問題はなく、スムーズに進むことができる。

熊鈴が必要?
林道が終了すると、竹藪が5分ほど続き、ばったりと熊に合わないことを願って進む。
この辺は、熊の巣なので、熊鈴を持ってくるはずだったのだが、ボケが始まっている。
日高の山奥に入る時も熊鈴は持っていかないのだが、この辺は必要かと?

作業道を進む
林道が終わり、竹藪を超えると、明確な作業道を進み、視界が開けたところから下っていくものの、別の作業道らしきところを進む。

巨木発見!
進むと巨木を発見するも、ネットに載っているものと違うので更に下っていくと、明らかに周辺とは異にする大きさの木を発見する。

大きい巨木?
高さこそ平凡に感じるものの、太さは周囲の木から見ると圧巻だ!


~2018年8月10日の民報「支笏湖日記」より)~
★恵庭岳南麓に巨木★
支笏湖周辺の森、特に樽前山周辺の湖南岸には、1739年の樽前山大噴火の影響で樹齢300年を超える木はないといわれています。観光ガイドなどでは「樹齢300年を超える」などと紹介している千歳市美笛地区の巨木の森でも、石狩森林管理署によると「300年を超えるものはない」とのことです。
可能性が高いのは、樽前山噴火の影響をほとんど受けていない恵庭岳周辺の支笏湖北側です。その中で特に注目したいのが、以前、森林管理署OBから「とんでもなく大きな木があった」と聞かされていた恵庭岳南山麓です。
10年近く前から機会を見つけては一帯を歩き回って2016年秋、やっと出会うことができました。
幹回りが689.5センチ、樹高25メートル超のミズナラです。
直系は2.2メートルもあり、両手を広げても届きません。
肝心の樹齢ですが、確実なところは切って年輪を数えなければ分かりません。
それは無理なので、環境省の樹齢データベースで道内のミズナラを調べてみると、十勝管内池田町の幹回り678センチが最大ですが樹齢の記載はありません。次はオホーツク管内津別町の「双葉の千年ミズナラ」で、幹周は640センチ、樹齢は1200年とされています。
データベースには載っていませんが、石狩市の「浜益の千本ナラ」は幹周480センチで、樹齢800年と掲示しています。
オコタン崎のミズナラは1200年以上といえそうです。周辺では、これまでに幹周400センチ以上のミズナラやハリギシなど10本余りを確認しています。まだまだ増えそうです。
支笏湖ビジターセンターでは、皆さんとこのオコタン崎を巡る「森と谷の探検ツアー」を来月に予定しています。詳細は同センター、電話0123(25)2453まで。(支笏湖ビジターセンター自然解説員・先田次雄
カメラに収まらない!
迫力を出そうと近寄るとタムロンAF10~24でも3~4枚での撮影となるほどの横幅と高さだ。

~2018.8.25の民報記事より~
千歳市奥潭の支笏湖畔に位置するオコタン崎に、推定樹齢1200年のミズナラがある。
幹周が6・9メートルにもなる木は、周囲の木々と比較しても独特の存在感を示していた。
1000年以上にわたり支笏湖地域の歴史を見詰めてきた巨木を、支笏湖ビジターセンターのスタッフ、先田次雄さん(66)と今週探訪した。
オコタン崎は支笏湖の北側、恵庭岳の南側に位置する。
丸駒温泉旅館近くにあるかつて林野庁が整備した林道を2時間ほど歩いた距離にある。
途中には2メートル近い丈のチシマザサの群生地を抜けると、太い幹の樹木が点在する地域にたどり着く。
先田さんによると幹周4メートル前後のミズナラやエゾマツ、シナノキなどで、樹齢にして400年前後という。
支笏湖周辺には樹齢300年を超える巨木は少ないとされてきた。
理由は、1739年の樽前山の大噴火による火山灰や火砕流の影響だ。
だが同年の噴火による火山灰は西からの風で現在の千歳市街地方面に流され、オコタン崎近辺には降らなかった。
火砕流の影響もなく、400年を超えるとみられる樹木が残されている。
推定樹齢1200年のミズナラは、幹周4メートル前後の木々と比べても風格が際立つ高さは約30メートル。
人が腕を回しても届かないほどの幹の太さで、高さ3メートルほど部分から幾つも幹が枝分かれしている。
地面には波打つように根があふれ出ている。
先田さんはかつて、知人の森林管理署OBから「とんでもなく大きな木があった」と聞いていた。
そこで機会をみては周辺地域で巨木を探索。
2016年秋にようやく発見したのがこのミズナラだ。
確実な樹齢は伐採して年輪を数えなくては分からない。
そこで先田さんは道内の他のミズナラと比較した。
オホーツク管内津別町の「双葉のミズナラ」は幹周6・4メートルで、樹齢は1200年とされている。

また同町の「最上のミズナラ」は幹周6メートルで樹齢は同じく1200年。
いずれもオホーツク総合振興局の鑑定による。
このことから幹周6・9メートルのオコタン崎のミズナラは、樹齢1200年以上であるとの推計が成り立つという。
先田さんは「幾つもの偶然や好条件が重なり、(この巨木は)生きてきたのでしょう」と話し、「この木より大きいものがあるかは分からないが、これに準じる巨木はあるはず」と推測している。
風による倒木や人が行う伐採を免れ、森が形成される大自然の移り変わりを見詰め続けた巨木。
支笏湖に突き出る岬の小高い丘に堂々とそそり立っていた。
幹回りは太い!
幹周がわかるようにと、工事の写真撮影用の3mのメジャーと6mの細いロープを持っていき、幹に巻き付けて撮影です。
分かりづらいかもしれませんが、超太いです。
幹全景
まだまだ周辺の巨木を見たかったのだが、来る途中から丸まった雪が降り、巨木を撮影しているときには本当の雪になり、指切り手袋の上に軍手を付けても凍える始末で、オコタン碕の三等三角点「支笏湖」の探検を中止して、帰路に就いた。

GPS画像です。
入口は丸駒温泉手前の林道ゲートで、林道を進むこと30分ほどで林道が終わり(No1)、そこから道が狭まり、竹藪(No2)となり熊鈴が必要な時間が約5分ほどで作業道跡を進み、視野が広がる(No3)。水平の作業道を離れ、下っていく作業道を進むと巨木が見える(No4)。



