
登山探検 野塚岳・双子山を登ってみたい!
野塚岳◆(ニオベツ川南面直登沢)~オムシャヌプリ(ニオベツ川上二股沢)


浦河から牧場を見ながら天馬街道を北上すると翠明橋付近から双耳峰の野塚岳が見えてくる。
到着したのが15時を過ぎていたので、周りを散策後大樹町を経由してヌビナイ川の様子を見に行き、車のマフラーを折ってくる。針金で応急処置して峠の駐車場でビールを飲み、一人で宴会を始める。
ここ翠明橋にある休憩所は、トイレだけではなく8畳ほどの休憩所と飲料のための湧水施設がある。
8畳ほどの休憩所(下の写真)は、固定ベンチ・宴会用のテーブル・カウンター・コンセントが完備している。ただし、夜間蛍光灯2本が着きっぱなしなのでアイマスクが必要な山荘?(あくまでも休憩施設です。) だ。
湧水施設は、水道と同じくらいの水量が二本あり、おいしい軟水がこんこんと湧き出ている。知る人ぞ知る名水のようだ。
ここからは、登ろうとする920m分岐から上が概ね見えるが、どう見てもコルへ抜ける崖は登れそうにない。

上の地図の赤線は、ほぼ綺麗に取れた今回のGPSトラックで、グリーンラインは休憩施設に通じる林道。
車をトンネル入口にある駐車場に止め草に斜面をくだるが、フエルト底のため滑りまくる。川は左の写真のように護岸されておりすんなりとは降りられない。電気施設から50mほど下流に土が堆積し容易に降りられる場所がある。また、電気施設の北側の行き止まりには、ロープが固定され、そこから降りることができる。
広い河原のところは、右岸に踏み跡がある。



C780の三股には6月中だというのに残雪が大量にあり、涼しい雪のトンネルをくぐると滝に進路を阻まれるが、この滝は容易に越すことができる。不安な方は右岸に巻道があるので利用できる。
920m二股までには890m付近にも同じような雪渓と滝があるが、問題なく920m二股に到着できる。



920m二股から見る直進方向のコルへ上がる崖は登れそうにないので、右股を選択する。
右の赤い点線が今回上ったルートであるが、登りで問題になるような所はない。しかし、この沢を下りに使うと少々難儀する所があるだろうと思うので、ザイルを用意した方が無難だ。



右上の写真は、920m二股から見た右股沢で、ここから急に高度感が増し、沢登りになって来る。
途中いくつかの分岐があるが、水の有るうちは水量の多い方を、なくなれば明瞭な方を選んでいけば間違いはない。いずれにしろほとんど藪漕ぎなしで山頂付近に出る。
山頂は三角点が有るものの以前あったプレートは破壊されている。
風がなければテントを張るのに十分な広さがある。



野塚岳山頂からトヨニ岳南峰の豊似川右股沢にクッキリと残雪が見え、沢から登りたい気持ちになる。
野塚岳山頂からオムシャヌプリまでの稜線を見ると、所々に踏み跡を確認できる。
実際に歩いてみるとやはり踏み跡は繋がっていない。概ね西斜面に踏み跡があり、消えている場合は稜線中央に出て歩くようにするとまた踏み跡が見つかる。

オムシャヌプリ山頂から十勝岳・楽古岳を望む

オムシャから東コルを見る

オムシャヌプリ山頂からの展望。
左の写真は、オムシャヌプリ山頂からの展望で、中央が歩いてきた稜線。中央の双耳峰が野塚岳。野塚岳西峰(左)の奥に見える残雪の沢を持った山がトヨニ岳南峰。
P1232で食事を摂り、オムシャヌプリへの最後の登りを行くと掘り返しが目に着いた。山頂への道は大きな岩が多いが藪漕ぎが意外と少なく楽に登ることができる。
30分ほどの360°の展望を楽しみ山頂を後にする。
ここ山頂にもテントを張れるが、東コルの天場(右写真)は平らで広い。
コルからニオベツ川上二股沢への下り口は明瞭な跡はないが、ほぼ中央(心持ち西)を降りることになる。





