
登山探検 北カールを登ってみたい!
幌尻岳北カール◆(額平川本流遡行)

水線、池、滝などは国土地理院の地図に加筆してあります。滝は、写真にある7本(F1~7)を記載してありますが、時間的に記入してあるので正確ではありません。赤い線は、額平川本流から離れて北カールでの行動線です。


前日幌尻岳~戸蔦別岳~北戸蔦別岳を登り幌尻山荘に宿泊。その場にNHKの撮影クルーが同席し、北カールの撮影に来たとのこと。
明日下山するつもりだったが、翌日も天気がいいとのことなので、沢の達人から進められていた北カールに挑戦すべく管理人にルートを確認し就寝、翌日5時に幌尻山荘を出発することとなった。
北カールに入る沢の入口から険悪な風景が出てくるが、先に進むにつれて険悪ムードはなくなっていた。

早速最初の滝が現れてくるが、直登できないので左岸(上流から見て左)を巻くことにする。基本この沢の滝は直登できないときは左岸を巻くとのこと。


20分程で二つ目の滝が現れるが、ここは高巻くことなく左岸を素直の登り通過する。

F2を越えると広々とした雪渓が出てき、その奥にF3が現れる。


この滝は左岸を巻いたように思うが記憶が定かではない。写真を見る限り左岸を巻くのが妥当に思えるのだが・・・

15分ほどで小さな滝が出てきたが、問題なく通過する。

ここは、川の合流地点で右に行くのだが、折れ曲がった眺めの滝で直登はできない。左岸を大きく巻くのだが、慎重に進むことになる。


それでも20分弱で通過できたが、単独での行動には少々リスクが伴うので、慎重な行動が求められる。


30分ほどでF6が現れ、それから50分ほどでF7が現れ、これが最後の滝となり、急登が続くがそれを越えると北カールに出るはずなのだが・・・


急な登りはなかなか終わらない。地図でも確認できるが、F5からは等高線がかなり混んでいて、カールに出る手前はさらに急になっている。

川の合流地点にあったF5から北カールの出るまで約2時間かかっている。幌尻山荘から約4時間以上かかっている。

カールに出て一番最初にやることは、カール全景を見渡し熊の存在を確認することなのだが、起伏や木々があり確認できないところがたくさんある。とりあえずキョロキョロしながカールを徘徊することにした。

6月27日の景色だが、残雪か多く残っていた。花も咲いていたのだろうが、熊に注意を払いすぎて、一枚も花の写真が残っていない。


カールの水量は残雪があるので豊富で、この北カールからは川が二本出ている。その川はF5のところで合流し、1055mで六の沢と合流している。てことは、登って来たのは額平川本流を北カールまで詰めたことになる。

天気が良く熊の心配がなければのんびりとしたいところなのだが、なかなかそうはいかない。
でも、ここ北カールから幌尻岳のカールの壁や戸蔦別岳、北戸蔦別岳、糠平岳の眺めは格別で、なかなか拝める景色ではない。


今回のルートはマニアックな沢登りなので、挑戦するのであれば複数での挑戦をお勧めする。途中でケガなどをすると登山者がいないので、助けを望めないのとスマホが通じないので大変なことになる。


北戸蔦別岳からの北カールなのだが、中央下から一筋の白く見えるのが今回登った川筋で、カールに近づくにつれて勾配が急になっているのがわかる。


