恵庭岳を滝沢から登ってみたい!

登山探検 恵庭岳を滝沢から登ってみたい!

恵庭岳◆(滝沢ルート)

恵庭岳には、4つのルートがあるが、その中でも一番難しいルートで、岩登りをこなせる経験者用のルートである。
この滝沢は、水のない涸れ沢で、沢登りというより岩を登攀する様相が非常に強く、上方に行くほど厳しくなる。
入り口は、丸駒温泉のすぐ手前にゲートが掛かった林道を約200m行った右手にある。

なだらかな沢を入っていくと、入り口を示す看板と登山ポストがある。ここから20分ほどでF1に着く。
恵庭岳には、4つのルートがあるが、その中でも一番難しいルートで、岩登りをこなせる経験者用のルートである。
この滝沢は、水のない涸れ沢で、沢登りというより岩を登攀する様相が非常に強く、上方に行くほど厳しくなる。
入り口は、丸駒温泉のすぐ手前にゲートが掛かった林道を約200m行った右手にある。
なだらかな沢を入っていくと、入り口を示す看板と登山ポストがある。ここから20分ほどでF1に着く。

冬の滝沢遠望

丸駒温泉手前の入口

滝沢入口と登山ポスト

30mのF1

F1は30mほどの柔らかい岩質でほぼ垂直になっていて、壁面にはいたる所にボルト等に捨て縄がある。

F1を西側から見る

F2は約20m

登山名簿を見ると、40人クラスの団体でこの壁を使っての登攀訓練を行っているようだ。
F2は水こそ流れていないがほぼ垂直の滝の形状をしていて、20mほど有るが正面からは登れそうになく、右のバンドにとりつき登ると書いてあったが?
F1もF2も素手の私には登れないので、左からの巻道を使って登ることにした。
この日は小雨が降った後だったので登山靴はよく滑る。苔むした登りはフェルト底がほしく思った。多分小雨がなくても同じだろう。
F2を巻いて沢に降りると苔むした岩盤で、両岸は切り立ってくる。

F3(5m)なのだろうか?

F3?F4?なのだろうか?

10mのF4

小さな段差がいくつも出てくる。F3(5m)はF2を登ってクランクを過ぎた所に有るはずなのだが?よく判別がつかない。
同じようにF4(10m)も判別がつかない。
F5(10m)にチョックストン有るはずなので、そこまで行けばどうにかなるのだろうが、時間切れとなりここで引き返す事にした。ほとんどが苔むした岩なのでフエルト底がほしかった!

多分私がひとりで行くと、F6の下まででしょう。岩経験者にロープ確保をしてもらっても上までいけるのだろうか?一度は試してみたいルートである

F1下に書いてある「お願い」
・恵庭岳滝沢登山コースは四季を通じて遭難救助隊員のトレーニング場として利用しています。山頂までの全ルートを通じハーケン・ボルト・すてなわを回収したり持ち帰ることのないようご協力願います。
・ゴミは自分が持ってきたもの以外でも周辺に落ちていれば一緒に持ち帰るようご協力願います。
・登はんされる方は自分の技量を過信することのないよう。またF4から上は両側壁上部からの落石に注意して下さい。
    千歳山岳遭難救助隊千歳山岳会

この沢には11の滝がある。F6(20m)・F7(20m)・F8(20m)・F9(35m)・F10(30m)・F11(20m)とあるが、通常はF10とF11は巻くようだ。山頂付近は、西峯とのコルから降りてポロピナイからの登山道にでる。
上の地図は、概念図と思って下さい。

2001年に小雨の中登った滝沢に悔いを残していたので、再度挑戦してきました。
F2(左写真)の登り方はわかりましたが、挑戦せずに左の巻き道を使い降下したところがF3上部で、前の方で「F3?」と書いたところがF3の上段で、2段になっています。
F4は、やはり登山靴では滑って直登はできず、前回滝上に有った流木が滝下に移動したものを利用して上がりました。
チョックストンを抱えたF5ですが、チョックストンまでは登れるのですが、その先が濡れていて登山靴では無理でした。滝下まで降りて、左岸の急斜面を登りましたが、とても危険を感じました。
この滝10mと有りましたが、30mザイルをWで使っても下までつきませんでした。
F6は直登できませんでした。季節的に残雪で埋まっていましたが、私には無理です。右岸上部(上から1~2mのところに)に捨て縄が有りましたがどうしろというのか?030530

直登をあきらめ、右岸を見ると巻けそうなところが有りました。
落ちると怪我では済みそうにありませんが、トライしどうにか越しましたが、帰りが問題です。上部は開けまだ残雪が沢山ありました。
ここがタイムリミットでした。
過去の経験から目の前に見えるからと思って時間を忘れると痛い目に遭います。十分痛い目に遭っていますから。
今回は、8mm30m・6mm4m・5mm10m・3mm20mを持って行きましたが、使ったのは8mmと6mmのみでした。

6mmは座席懸垂用の座席を作るためのもので、これで垂直降下ができます。当然カラビナは必要ですが!
沢を登るのは難しくありませんが、下るのは大変危険を伴います。ザイルを持たずに自分の技量で登っても、降下はその技量以上に必要です。最低でも30mクラスのザイルとカラビナを持って行きましょう。
今回の降下では、30mのザイルをシングルで使うことは有りませんでした。
でも、このコースは、一人で行くコースでは有りません。十分の注意を!!

この統計は、登山者名簿をもとに作りましたが、大多数はF1・F2での訓練が主目的のようです。これだけの遡行者でも、単独行でF5は1名・F6は2名・F7は1名・F9は1名と単独での行動が難しい所のようですので、入山には十分の装備と注意が必要です。
このコースは、週末には人が入るようですが、週末以外は独占フィールドです。よって、アクシデントが有っても後続者がいませんので、単独行は自分のみがパートナーです。無理をせず技量 に合った行動が必要です。
追記:虫対策を十分に!今回の行動で頭・顔・腕に多数の吸血跡が残りました。止まっての食料補給ができません。