4月の最初のプログラムでは、ボーイスカウトの基本技術であるまき割りと火おこしを学びました。火をおこすための焚き木作りから始まり、まき割りの際には安全を最優先にしました。まず、割る木を持つ手には必ず手袋を装着し、まき割りは人のいない方向へ向けて行うことが指導されました。これにより、もし木片が飛んでもスカウトや周囲の人に危害が及ばないように配慮しています。

火おこしの場では、ブロックで「コ」の字型にかまどを作り、その中に着火剤として紙を置きました。その上に焚き木を井形(四角形)に並べるのが理想ですが、実際にはスカウトたちはテント型(ピラミッド型)に焚き木を組んで火をつけました。今回はその方法で火がうまくつき、スカウトたちは成功を喜びました。

火がついた後は、フライパンを使ってお湯を沸かし、ココアを作って楽しむ時間も設けました。この活動を通して、スカウトたちは火を安全に扱う重要性を学び、ナタの使い方も教わりました。ナタを使う際は必ず周囲の安全を確認し、手の位置や切る方向に注意を払うこと、切り終わったら刃を下に向けて安全に置くことが指導されました。

火おこしのコツとしては、着火剤を十分に用意すること、焚き木は火が通りやすいように細い枝から順に組むこと、また火が消えそうなときは優しく息を吹きかけることなどが伝えられ、初めてのスカウトでも安全かつ確実に火を起こせるよう工夫がなされました。

このように、火おこしとまき割りはボーイスカウトの基本的な技術でありながら、安全と協力の精神を身につける素晴らしい体験となっています。スカウトたちはこの経験を通じて自然の中での生きる力と責任感を育んでいます。

