室蘭でBP祭です

毎年、胆振地区のボーイスカウトの団が持ち回りで担当する「BP祭」が開催されています。BP祭とは、ボーイスカウトの創設者ロバート・ベーデン=パウエル卿(通称BP)を讃えるお祭りで、スカウトたちが一堂に会してその精神を学び、交流と成長の機会としています。今年は室蘭のスキー場で行われ、冬の大自然を舞台に心躍る活動が繰り広げられました。

当日は凛とした冬空の下、子どもたちが元気よく集まりました。開会式の始まりはPBの功績についての紹介から。リーダーたちがBPの人生とボーイスカウト運動の意義を熱心に伝えると、子どもたちは真剣な表情で耳を傾けていました。その後、スカウトの表彰式があり、日頃の努力や成果を認められたスカウトたちが誇らしげに壇上に立ちました。

表彰式が終わると、各部門(ビーバースカウトクラブ、カブスカウト、ボーイ隊、ベンチャースカウトなど)に分かれてフィールドへと出発。この日は雪に覆われた山の斜面がフィールドです。ビーバースカウトは小さな足跡を雪に刻みながら、笑顔を絶やさずに探検を楽しみました。カブスカウトはチームで協力しながらプログラムを進め、ボーイ隊は多少の雪にも負けず果敢に挑戦。ベンチャースカウトはリーダー役として全体を支えつつ、自身も活動に積極的に参加していました。

プログラムの合間には、寒さを忘れて走り回る子どもたちの元気な声がスキー場に響きわたりました。雪の中に飛び込む様子や、手を取り合って雪をかぶり合う姿は、まさに仲間との絆を深める体験そのものでした。

昼食は一旦施設へ戻り、暖かい食堂で皆が一緒に楽しく食事をしました。冷えた体を温めながら、今日の出来事を話し合う姿に充実感があふれていました。

午後の活動を終えると、各団ごとに集会を締めくくり、それぞれの地域へと帰路につきます。北海道の広大な土地柄、帰り道は長くなることもありますが、笑顔と談笑が絶えない車内は次回の再会を楽しみにする声で賑わっていました。

今年のBP祭は、雪という特別な環境の中で、スカウトたちが友情を育み、挑戦と達成感を味わう素晴らしい一日となりました。BP祭を通じ、ボーイスカウトの理念と仲間との絆が更に深まったことを実感しています。