
ふるさと探訪 秋だ!鮭釣りだ!

たまたま用事があり36号線を錦岡に向かうと、何事ぞ!と思うほどの竿が林立状態だった。そう言えば、北海道の秋は始まっているのだ。北海道で秋の釣りと言えば「鮭釣り」と言われるようになったのはそんなに古くはないと思う。昔は、鮭を竿で釣るなって発想はなかった。というか、「釣る必要がなかった」が本とのところだろう。

今回のこの画像の場所は、錦岡の今は営業していない「海の扉」付近の風景だ。聞くところによると、ここから白老の虎杖浜までこの竿が並んでいるとか?たしかに海岸沿いを車で走ると人はまばらだが、1m間隔で竿が立っているのを見かける。

こんな大海原で投げ釣りして鮭が食いつくはずないっしょや、と思うのだが、これが以外に釣れるらしい。1時間ほど前にこの付近で4本上がったそうだ。
この竿数に4匹?多いのか少ないのか・・・・・

鮭は、川に上がるのだから、河口で釣ればいいしょやと思うのだが、主要な河川は河口規制がなされている。
ちなみに、胆振の河口規制を紹介すると、登別川(登別市) 敷生川(白老町) 白老川(白老町) 安平川(苫小牧市) 鵡川(むかわ町) 貫気別川(豊浦町) 長流川(伊達市) アヨロ川(白老町) 錦多峰川(苫小牧市) となっている。その中で、この海岸に近い錦多峰川は、禁止期間:9月1日~12月10日で左海岸300メートル・右海岸200メートル・沖合い200メートルとなっている。

河口がだめなら、川で釣ればいいしょや。と思いきや、「有効利用調査」を行っている河川で「採捕従事者」として登録をすることによって釣りをする以外は、内水面でのさけ・ますの捕獲は全面的に禁止されている。
この「有効利用調査」を実施しているのは、忠類川・茶路川・浜益川の三本だけで、その他の川や沼・湖で、さくらます・からふとます・べにます・ぎんます・ますのすけの5種類を釣ったら捕まるということになる。
丸く言うと、規制ばかりしていると、隠れて釣りをする奴がいるので、金を取って一部で釣らしてやるか。という制度だ。

河口もだめ、川も湖もだめなら、河口規制されていない海に出て釣ればいいしょや、と思いきや、これもまた規制があった。
網走地区斜里では、秋さけ船釣りライセンスというのがあり、この海域で9月上旬から下旬にかけて「さけの船釣り」をする場合は、ライセンス証(承認)を受けた船舶に乗船しなければならないし、船釣りが禁止されている海域もあるようだ。
また、さくらます船釣りライセンスとういのがあり、胆振(12月~翌年3月)・後志(3月~5月)・檜山(1月~5月)の海域では、さくらますの船釣りをする場合は、ライセンス証(承認)を受けた船舶に乗船しなければならない。

あちらこちらに多数の規制が掛けられている鮭釣りだが、ここに写っている人達はほとんどが札幌圏の人達で、地元の人は少ないようだ。
また、釣りのマナーが問われているようで、ゴミの被害が深刻のようだ。
それにしても、竿の数は「凄い」の一語に尽きる。今回の写真は、500mmの望遠で撮っているので、細い糸までが沢山見える。よく糸が絡まないものである。
お祭りになって、上がってきた鮭1本を絡まった糸を頼りにあみだくじをやると楽しいだろうな?と考えるのは人ごとだからである。


