冬の小漁岳を登ってみたい!

登山探検 冬の小漁岳を登ってみたい!

小漁山■(オコタンペ湖湿原ルート)

この冬に、樽前山・紋別岳・漁岳・白老岳・多峰古峰山と登り、これで今年の冬山も終わったと思っていましたが、体がいうことを聞いてくれません。
そろそろ雪崩の時期ですが、小漁岳(国土地理院の地図上は「山」になっています。)を登ってみたいと思い、先日下見がてら湖上を散歩し、今回は山頂まで行って来ました。
前日天気予報と気象衛星を確認し、車にスキーを積んでおきました。
明日の起床は、5時半だと思い就寝。ところがオコタン分岐に着いたのは、8時15分でした。1時間以上の出遅れです。
オコタン分岐を出発する頃は、小雪が舞っていましたが、1時間もすると晴天になることを確信していましたので出発です。ただし、今朝の衛星の気象画像では、夕方頃に雲がかかることになっていました。

オコタンペ湖に入るのには、道々453号のオコタン分岐からですが、冬の間はゲートで通行止めとなっています。車はゲート前と支笏側の駐車場それに除雪した自転車道に乗り上げありました。
ここからは、北尾根からの恵庭岳、オコタン経由の小漁岳・フレ岳・丹鳴岳、オコタンペ湖上散策などがあり、冬週末は混み合っているようです。
オコタンペ湖を中心とした周辺は、自然環境を保護するためスノーモービルの規制がなされているのにも関わらず、いたる所にスノーモービルの痕跡があり、残念に思いました。
最上段中央の写真ですが、春先の暖かい午後になると、雪崩の前兆が現れてきます。表層の雪に木々に積もっていた雪が落ち、傾斜角の強い所では拳大や頭大の固まりが連続して転がり落ちてきます。やがて表層雪崩と成っていきます。登山道だけではなく、道路際でも気を付けて下さい。
湖畔への降り口は、展望台の駐車場の所と、展望台を過ぎ概ね左45°に曲がる所から下りるのが適当のようでした。ここがスノーモービルの降り口となっていました。
上の写真は、9月ですが残雪が見えます。下の写真は、3月の下見の時に湖上から写したものです。
冬の小漁岳は、このオコタンペ湖からの他に、漁岳登山の延長か丹鳴山・フレ岳の延長で登るかですが、このコースが一番最短だと思います。
夏のコースは、札幌側からの豊平川本流からの沢登りしか確認できませんでした。このコースは、時間もかかりますが、藪こぎが大変の様です。
やはり、この山は、冬に登るのが一番のようです。オコタン分岐から小漁岳山頂まで雪庇を迂回しても3時間30分で登れました。

小漁岳をオコタンペ湖から登るのには、凍った湖上を渡り、高層湿原を横断し、沢を登り始めますが、小さな沢が沢山あって進みづらくなっています。
また、地図を見ながら進まないと小漁岳の直答ルートの沢を進んでしまいますので、沢入口にあるP898mを確認しながら沢を見極めて下さい。直答コースを進んでもそのまま登ることはできず、左に迂回して登山道に戻るにしてもかなり勾配があって苦労すると思います。
順調に沢を登りきると、コルの出ますが雪庇に阻まれ左手のP1128mを巻かなければなりませんでした。このポコは傾斜がきついのとクラストでシールを貼ったスキーではかなり登りづらいです。
あとは、雪庇の上に上がらないように山頂までですが、思った以上に時間がかかりました。下りは、雪庇の合間を見てスキーを脱ぎ下りました。あちらこちらに雪庇の崩れた跡があり、直登するにはかなりの難しさが有ります。

オコタン分岐-25分-千歳恵庭境界-20分-沢入-5分-湖畔-10分-展望台対岸-30分-P898南西沢分岐-60分-P1128手前尾根-60分-小漁岳山頂-30分-P1128北コル雪庇下-70分-展望台対岸-50分-オコタン分岐