楽古岳を登ってみたい!Ⅱ

登山探検 楽古岳を登ってみたい!

いよいよ核心部です。

正面に100m滝が現れるといよいよ滝の連続です。大きく右に曲がると(上中央写真)勢いよく水が振ってきます。水量の多さに直登を避けましたが、徐々に高度を上げていくうちに巻くところもなくなり、直登を始めます。
メガネをポケットに入れてシャワークライミングです。登り初めて胸元にデジカメが有るのを忘れていました。ポシェットは水浸しです。あわてて回避して防水処理(サミット袋)後再トライ。
全身ずぶ濡れになったら怖いものは無い。ここからは全て直登するのみ。巻き道より安全です。
重装備で一気に高度を上げていくとさすがに疲れ気味になります。
しかし、心地よく登れる延々と続く滝の連続は、晴れた日には良いものです。寒い日のシャワークライミングは、遠慮します。ザイルを持っていきましたが、出すことも有りませんでした。登りの単独行でザイルなんぞ何するんじゃ?とお思いでしょうが、役に立つものですよ。登りでも。
水量が細くなり、右下の三角が確認されたら迷わず右に進んで下さい。途中にドラム缶を確認できれば山頂と東肩との中間コルに出ます。

ここの中間コルに出ます。

東側から山頂を見る。

山頂プレートの表と裏

札楽古側コースを降り始める人影を発見!思わず声をかけてします。帯広の井上さんご夫婦でした。「札楽古側コースにも降りてみたいですね」の言葉に、「17時まで待っていますので降りませんか」の言葉に甘えてお願いをして別れる。
山頂は晴れていましたが、日高側は雲海の中、十勝側は快晴です。
取り急ぎ写真を撮り、ラーメンの準備をしながら下山支度です。
ラーメン2個をお腹の中に入れながら展望を満喫できました。
山頂で約1時間の休憩を取り、沢靴から登山靴に履きかえて1時間先に居る井上さんご夫婦を札楽古川コール沿いに追いかけることにします。

下山を開始すると右膝に痛みが有ります。登りでぶつけたところです。ストックを2本出してかばうのですが、水を含んだ粘土と苔むした岩はよく滑ります。
17時まで3時間有るのに、待たしてはいけないと休み時間を取らずに下山。渡渉地点に2時間弱で着くと二人は、渓流つりをしていました。晩ご飯のおかずができたようです。
この渡渉地点から直ぐの所に登山口の駐車場がありますが、入林ポストは下のゲートの所にあります。

楽古岳山頂から稜線上の広尾岳方向を望む。十勝川は晴れているが、日高側は雲海の下になっている。

下山後これから神威山荘に向かう井上さんの車で、野塚トンネルを越え楽古山荘まで送って頂いた。
十勝側から見た楽古岳は綺麗なピラミッドの形をしており、今後見忘れることはない形である。
山荘に着くと、前日1台であった車が、5台になった。テントが張ってあり、食事中の家族が2組。他はどこに居るのだろう?
井上さんは釣りをしてからの移動にしたようだ。明日の天候が思わしくなさそうなので、そうそうに170kmの帰路に着く。
楽古岳山頂から北を望む。雲海の中から十勝岳が顔を出している。
下に山頂付近のルート図を掲載しましたが、沢は危険です。単独で事故が有ると大変です。できるだけ複数での入渓をお勧めします。

楽古山荘05:50–06:00渡渉点–6:50十勝岳直登沢出合–09:00百mの滝09:30–12:50山頂13:50–15:45札楽古川登山口(休憩を含んでいます。)