2008年BS移動キャンプ in 支笏湖

2008年のボーイスカウト苫小牧第2団による支笏湖夏季キャンプは、昨年より負担の少ない22kmの移動合計距離ながら、準備と安全に細心の注意を払いながらもスカウトが自分たちの力で楽しみ成長することを重視した意義深い活動となりました。

事前準備としては、個人装備のパッキングや装備の整理に加え、寒さや雨、暑さに備えた服装や水分補給計画の徹底が指導されました。装備重量の最小化と行動中の利便性の両立を目指し、行動食は加工済みでゴミや調理時間が少ないもの、肉は衛生的に保存する工夫もなされました。また、リュックは50〜60リットル程度の縦型が理想とされ、体に合うものを調整して用意されました。靴の選択や携帯電話の充電など細部にも目配りが行われました。

キャンプ当日は午前10時に国民休暇村駐車場に大きなリュックを背負って集合。班行動で全ての荷物を背負い出発しました。初日は4kmの比較的短い行程でモーラップキャンプ場へ移動し、散策路のバランスに注意しながら慎重に歩きました。夜はカレーライスづくりで協力して調理。

翌7月27日は最大の山場である18kmの長距離移動。暑さ厳しい中、何より水分補給を怠らず、体調管理に細心の注意をはらいながらの挑戦でした。班ごとに互いに励まし合い、時にはリーダーの声かけでペースを調整しながら無事、美笛キャンプ場に到着。夕食は現地支給のジンギスカンを炊事で準備し、火起こしは薪のみで行いました。

最終日の7月28日は美笛キャンプ場周辺で散策や探検、釣りなど思い思いの活動で疲れを癒し、約14時30分に解散となりました。 熊の餌になるような行動は不要との案内もあり、安心して自然と触れ合いました。

この移動キャンプは前年度の過酷な高低差と長距離歩行から、参加スカウトの成長に繋がる経験として継続され、上級スカウトが新しい仲間に助言を送りながら全員で挑む場となっています。「成功してよし、失敗してよし」の精神で、結果よりも過程の学びを尊重する姿勢が特色です。

さらに、事前の5月28日スカウト広場での計画会議や訓練集会では、荷物のパッキング、水分携行、調理のアイディア出しなど、移動キャンプに向けての準備が着実に進められました。全員が主体的に取り組むことで、自立支援と責任感を養うと共に、仲間同士の絆も深まりました。

このように、苫小牧第2団の2008年支笏湖夏季キャンプは、安全管理と楽しい自然体験を両立させ、スカウト一人ひとりが成長し達成感を得られた充実のプログラムでした。今後もこうした機会を通じて、次世代のスカウトたちが自然の中で学び、仲間との絆を育むための大切な活動として継続されるでしょう。